イソトレチノインの個人輸入通販は禁止？安全で安いのはオンライン

 

「最強のニキビ治療薬」として知られるイソトレチノインですが、ドラッグストアなどの市販薬コーナーでは購入できません。

通販での入手方法は大きく分けて 「オンライン診療」か「個人輸入」 の2つに限られます。

結論：個人輸入は禁止、安全に使うならオンライン診療一択

結論から言うと、日本国内でイソトレチノインを 輸入確認書類なしで個人輸入することは法律で禁止 されています。

 

 そのため、オオサカ堂などの大手個人輸入代行サイトでもイソトレチノインは取り扱われていません。一方で、中には販売を強行している海外通販サイトもありますが、これらは違法性が高く非常に危険です。購入してしまうと、税関で没収されたり、処罰を受ける可能性 もあるため、絶対に利用してはいけません。

つまり、日本で安全かつ確実にイソトレチノインを使うなら オンライン診療で医師に処方してもらう方法が唯一の選択肢 です。

 次に、イソトレチノインを処方しているオンラインクリニックの比較表をご紹介します。

 

【イソトレチノイン20mg比較表】（1か月分）

クリニック名	月額料金（税込）	備考
Actually,（アクチュアリー）	4,800円	初診料0円・送料0円
渋谷スクランブル皮膚科	13,000円	送料0円
東京ミレニアルクリニック	13,970円	初月5,580円・送料550円
あしたのクリニック	15,000円	初月0円・診察料0円・送料550円
Mimipo（ミミポ）	14,300円	送料550円
東京形成美容外科	16,500円	送料550円

 

イソトレチノインの通販は大きな価格差に注意

イソトレチノインのオンライン診療は、すべて 自由診療 にあたります。

自由診療では保険が適用されないため、薬代や診察料は各クリニックが独自に設定でき、その結果 料金に大きな差 が生まれるのが特徴です。

診療の流れはとてもシンプルで、スマホなどを使ってオンラインで問診・診察を受けるだけ。診察後は薬が自宅に配送されるため、通院の手間はありません。

処方される薬の内容自体に大きな違いはほとんどないので、どこで受けても効果は基本的に同じ。だからこそ、治療を始める際は 「薬代がいくらかかるか」 を基準にクリニックを選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。

Actually,（アクチュアリー）は圧倒的に安い

 

比較表を見れば一目でわかりますが、Actually,（アクチュアリー）の価格は国内でも突出して安い水準 です。

違法性のある個人輸入サイト（例：11,970円程度）と比べても、Actually,の方がむしろ安く、しかも安全・合法的に治療を始められるのは大きな強みです。

「安い・手軽・安心」の三拍子が揃う

Actually,は、価格の安さ・利便性・安心感 のすべてが揃ったオンラインクリニックです。

イソトレチノインを始めたい方にとって、最優先で検討すべき選択肢といえるでしょう。

 

その他オンラインクリニック紹介

イソトレチノインを処方している、その他のオンラインクリニックを簡単にご紹介します。

【東京ミレニアルクリニック】

• 月額：13,970円
• 初月：5,580円
• 送料：550円

東京ミレニアルクリニックは、初月5,580円から始められる高コスパのクリニック。
2か月目以降は13,970円で継続でき、料金体系が明確なので、初めてオンライン診療を利用する方でも安心です。
サポート対応も丁寧で、費用と信頼性のバランスが取れた選択肢 としておすすめできます。

【あしたのクリニック】

• 月額：15,000円
• 初月：0円
• 診察料：0円
• 送料：550円

あしたのクリニックは、初月無料＆診察料無料 という非常に良心的なプランを用意。
「まずは試してみたい」という方にとって、初回費用が一切かからない点は大きな魅力です。
2か月目以降は月額15,000円＋送料で、診察料も込み。お試し感覚で気軽に始めたい方に最適 です。

【Mimipo（ミミポ）】

• 月額：約14,300円
• 送料：550円

Mimipoは、シンプルでわかりやすい料金体系 が特徴のオンラインクリニックです。
特別な初月割引はありませんが、月額約14,300円と安定した価格設定なので、無理なく継続しやすいのがポイント。
サービス内容もシンプルで、オンライン診療が初めての方でも安心して利用 できます。

ニキビ治療に注目の飲み薬「イソトレチノイン」とは？効果・使い方・副作用を解説

「どんな治療を試しても良くならない…」
そんな長年のニキビに悩まされている方も少なくありません。そこで近年、頑固なニキビに劇的な効果を発揮する薬として注目を集めているのが イソトレチノイン です。海外では一般的な重症ニキビ治療薬で、アメリカでは「アキュテイン（Accutane）」という名前でも知られています。患者の間では「最後の切り札」と呼ばれることもある強力な治療薬です。

一方で、「効果が高い分、副作用が心配…」という声も多く聞かれます。実際にイソトレチノインは強力な作用を持つため、正しい知識と医師の管理が不可欠なお薬です。

では、なぜこれほど効果が高いのか？どのように服用する薬なのか？副作用にはどんなものがあるのか？
この記事では、その疑問に答えながら イソトレチノインの仕組み・効果・使い方・注意点 をわかりやすく解説します。専門的な言葉はなるべく避けていますので、初めての方でも安心して読んでいただけます。

 

イソトレチノインとはどんな薬か？概要と特徴

イソトレチノイン（isotretinoin）は、ビタミンAから作られた「レチノイド」という種類の内服薬です。もともとは重症ニキビ（尋常性ざ瘡）の治療のために開発され、ニキビの原因に根本から働きかけて改善できる点が最大の特徴です。具体的には、皮脂の分泌を抑える・毛穴づまりを防ぐといった作用を持ち、長期的にニキビの再発を抑えてくれます。

海外では1980年代から広く使用されており、現在では重度のニキビに対する標準的な治療法のひとつです。他の治療（抗生物質の内服や塗り薬など）で効果がなかった「難治性ニキビ」にも有効とされ、しばしば「ニキビ治療の切り札」と呼ばれています。適切な治療コースを終えることで、「ニキビができにくい肌質」へと改善されるケースもあります。

一方、日本では2025年現在、ニキビ治療薬として厚生労働省の承認を受けていない未承認薬です。そのため保険診療の対象外であり、一般的な皮膚科で気軽に処方される薬ではありません。
ただし、「未承認＝危険」という意味ではなく、海外では長年にわたり多くの実績がある有効な治療薬です。近年はインターネットやSNSで情報が広まり、日本でも「自分も試してみたい」と関心を持つ人が増えてきています。

 

イソトレチノインの効果 – なぜニキビに効くのか

イソトレチノインがニキビに圧倒的な効果を示すのは、ニキビの原因に多角的に作用するからです。

1.皮脂の分泌を大幅に抑える

イソトレチノインは皮脂腺（皮脂を分泌する腺）の働きを小さくし、皮脂の産生量を劇的に減少させます。
ニキビは毛穴に皮脂が詰まることから始まるため、過剰な皮脂をコントロールすることは治療のカギです。
その結果、肌の皮脂が減ってテカリや油っぽさの改善を感じる人も多いです。

2.毛穴づまり（角質の肥厚）を防ぐ

毛穴の出口付近で角質が厚くなると、皮脂が詰まりやすくなりニキビの温床となります。
イソトレチノインは肌のターンオーバーを整え、毛穴の詰まりを防ぐ作用があります。
イメージとしては「毛穴の中を掃除して詰まりにくくする」ような働きです。

3.ニキビ菌の増殖を間接的に抑える

ニキビの原因菌であるアクネ菌（C. acnes）は皮脂を栄養にして増殖します。
イソトレチノインで皮脂が減ると、菌が繁殖しにくい環境になり、結果的に菌の数が減少します。
抗生物質のように直接殺菌するわけではありませんが、環境を変えることで菌の増加を防ぐのです。

4.炎症を抑える

赤く腫れたニキビは炎症が原因です。
イソトレチノインには抗炎症作用もあり、ニキビの赤み・腫れ・痛みを和らげてくれます。

総合的な効果

このように、皮脂・毛穴づまり・菌・炎症に同時に作用することで、イソトレチノインはニキビの発生サイクルそのものを断ち切り、根本から改善してくれます。

他の治療では効果が乏しかった重症ニキビが劇的に改善する例も多く、海外のガイドラインでも最も有効なニキビ治療薬の一つとされています。また、近年ではニキビだけでなく、赤ら顔の症状である酒さ（ローザセア）に対して、低用量のイソトレチノインが有効と報告されるケースもあります。
ただし基本的には「ニキビ治療の特効薬」として知られており、本記事では主にニキビへの効果に焦点を当てて解説します。

 

イソトレチノインの使い方 – 基本的な服用方法

ここまで読んで「ぜひ試してみたい！」と思った方もいるかもしれません。
イソトレチノインは非常に効果の高い薬ですが、その分、正しい使い方を守ることが欠かせません。必ず医師の指導のもとで服用しましょう。

処方と管理

イソトレチノインは市販薬ではなく、医師の処方が必要な薬です。自己判断での入手・服用は絶対に避けてください。
医師はニキビの重症度や体質、健康状態を確認し、必要と判断した場合のみ処方します。その際には、安全に治療を進めるための計画も立ててもらえます。

服用の期間と量

基本的には 毎日または隔日でカプセルを服用し、数か月間かけて治療を行います。
標準的な治療期間は 4～6か月程度ですが、症状に応じて延長されることもあります。

• 早い人では1～2か月で改善を実感できる場合もあります。
• ただし効果が出てきても自己判断で中止せず、医師から指示された期間を飲み切ることが大切です。
• 途中でやめてしまうと、再発のリスクが高くなります。

服用時のポイント

• 服用回数は通常 1日1回または2回 に分けて。
• 食後に服用することで吸収が良くなり、胃への負担も軽減できます。
• カプセルは噛まずに、コップ一杯の水で飲み込みましょう。
• 飲み忘れた場合は、次回にまとめて2倍飲むのはNG。必ず医師や薬剤師に確認してください。

治療中のフォロー

イソトレチノイン治療では、定期的な通院と検査が不可欠です。

• 血液検査：肝臓の数値やコレステロール値をチェック。
• 妊娠検査（女性の場合）：毎月必ず行われます。

こうしたフォローは副作用リスクを管理し、安全に治療を続けるために欠かせないものです。
少し手間に感じるかもしれませんが、自分の体を守るための大切なプロセスとして必ず守りましょう。

 

イソトレチノインの副作用と注意点

イソトレチノインは非常に効果の高い薬ですが、その分 副作用や注意点もきちんと理解しておく必要があります。正しい知識を持ち、適切な対策をすれば過度に恐れる必要はありません。ただし、「安全に使うためのルール」を守ることが大切です。ここでは、代表的な副作用と服用時の注意点についてまとめます。

主な副作用

1. 皮膚・粘膜の乾燥
   最も多い副作用が乾燥です。皮脂が減るため、ほとんどの人に 唇や肌のカサつき が出ます。

• 唇のひび割れ（口唇炎）
• 顔や体の乾燥
• ドライアイ
• 鼻の中の乾燥（鼻血が出やすくなる）

こうした症状は服用開始から数日〜1週間ほどで現れることが多く、治療中はずっと続きます。リップクリームや保湿剤でこまめに対策しながら乗り越えましょう。服用を終えれば、皮脂の分泌が戻り乾燥も改善します。

2. 肝機能やコレステロール値の変動
   一部の人では肝臓に負担がかかったり、血液中の脂質（コレステロールや中性脂肪）が上がることがあります。これらは自覚症状がないケースも多いため、定期的な血液検査でチェックが必須です。もともと肝臓疾患がある方、脂質異常がある方、また飲酒習慣が強い方は注意が必要です。
3. 精神面への影響
   海外では「うつ症状や気分の落ち込み」が報告されたことがあります。ただし、イソトレチノインとの因果関係ははっきりしておらず、頻度も極めて少ないと考えられています。とはいえ、服用中に気分の落ち込みや不安感を強く感じたら すぐに医師に相談してください。
4. 頭痛・筋肉痛・関節痛
   強い頭痛や体の節々の痛みが出る場合があります。多くは一時的ですが、日常生活に支障が出る場合には医師に伝え、必要に応じて休薬や減量が行われます。
5. その他の副作用（まれに）

• 夜間の視力の低下
• 髪の乾燥や脱毛

こうした症状はごくまれに報告されています。副作用の出方には個人差がありますが、多くは服用量の調整や中止で改善し、後に残ることはほとんどありません。気になる症状が出たときは自己判断せず、必ず医師に相談しましょう。

 

初期悪化（ニキビの一時的な増悪）

治療を始めて最初の数週間は、かえってニキビが増えたように見えることがあります。
これは 「好転反応」 と呼ばれる現象で、毛穴の奥に溜まっていた皮脂や角栓が一気に押し出される過程で起こると考えられています。

「薬が合っていないのでは？」と不安になるかもしれませんが、多くの場合は一時的な現象です。治療を継続していけば徐々に落ち着いていくケースがほとんどですので、焦らず経過を見守りましょう。もし強い不安を感じたときは、遠慮なく医師に相談してください。

妊娠に対する厳重な注意

イソトレチノインでもっとも重要なのが、胎児への影響です。
妊娠中の服用によって、生まれてくる赤ちゃんに重い先天性障害（奇形）が起こるリスクが非常に高くなるため、妊娠中の女性は絶対に使用できません。

また、妊娠を計画している女性も治療はできません。服用中だけでなく、治療の前後もしばらくの間は 徹底した避妊が必要 です。海外では患者登録制度が導入され、毎月の妊娠検査や複数の避妊方法を実施することが義務付けられているほど徹底されています。

男性の場合は直接的なリスクは少ないとされていますが、服用中は献血を避けることが推奨されます。パートナーが妊娠する可能性がある場合も、やはり注意が必要です。

その他の注意点

イソトレチノイン治療中は、日常生活の中でもいくつか気をつけたいポイントがあります。

• 定期検査を受ける
  副作用の早期発見には血液検査が欠かせません。特に女性は毎月の妊娠検査が必須です。
• 乾燥対策と紫外線対策
  唇や肌は乾燥しやすくなるため、リップクリームや保湿剤は必需品です。さらに、肌が敏感になることもあるので、外出時は日焼け止めを使って紫外線から守りましょう。
• 刺激の強いケアは避ける
  治療中は肌がデリケートです。ピーリングやワックス脱毛など刺激の強い施術は控え、ニキビを潰すことも避けましょう。
• 薬やサプリメントとの併用に注意
  特にビタミンAのサプリメントは成分が重複し、副作用を強める可能性があります。普段飲んでいる薬やサプリがある場合は必ず医師に伝えましょう。
• アルコールは控えめに
  飲酒そのものは完全禁止ではありませんが、肝臓への負担を考えると量を控えめにし、休肝日を設けるのがおすすめです。

 

まとめ

イソトレチノインは強力な薬である一方、しっかりとルールを守って使えば 重症ニキビを改善できる大きな味方 です。
副作用を聞くと不安になるかもしれませんが、事前にリスクを理解し、正しい対応を取れば安全に治療を進められます。

大切なのは 自己判断をせず、必ず医師と二人三脚で治療に取り組むこと。
そうすることで、ニキビに悩まされない肌を手に入れる可能性が大きく広がります。

イソトレチノインと上手に付き合うために

イソトレチノインは、「ニキビに悩む人の救世主」とも言える薬です。これまで何を試しても改善しなかったニキビが大きく良くなるケースも多く、適切に使えば生活の質（QOL）を大きく向上させる可能性があります。
一方で、その強力な効果の裏には副作用や厳しい使用ルールがあるため、まさに「諸刃の剣」といっても過言ではありません。

大切なのは、この記事で触れたように 正しい知識を持つこと。効果とリスクの両面を理解したうえで、医師と相談しながら治療を進めれば、過度に怖がる必要はありません。ニキビに悩み続けてきた方にとって、この薬はまさに「最後の切り札」となる存在です。だからこそ、焦らず正しいプロセスを踏み、安全に治療を受けていきましょう。

日本ではまだ承認されていない薬ですが、専門医の管理のもとで処方を受ける例も増えてきています。「長年悩んできたニキビをどうにかしたい」と思う方は、まず信頼できる皮膚科の専門医に相談することが第一歩です。

決して自己判断で服用せず、専門家のサポートを受けながら治療を進めてください。きっと、悩み続けた肌に新しい未来が開けるはずです。