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子宮頸がんワクチンについて

小学校6年生から26歳の女性みなさん
子宮頸がんについてはご存じですか?

子宮頸がんとは若い女性が発症しやすいがんの一つで
HPVワクチンでは子宮頸がんの原因の80~90%を占める
7種類のHPV感染を予防することができるといわれています。

対象年齢であれば、10万円の接種費用を公費で接種することができます。
ただし公費で接種することができるのは令和7年3月末までです。
つまり2024年の9月までに始めないと接種期限を過ぎてしまうので要注意です。

接種間隔は以下の通りです。

シルガード9

 1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合、少なくとも5か月以上あけて2回接種します(合計2回で完了)。

 1回目の接種を15歳になってから受ける場合、1か月以上の間隔をあけて2回接種し、2回目の接種から3か月以上の間隔をあけて3回目の接種を受けます(合計3回で完了)。

厚生労働省のホームページより引用

当院でも子宮頸がんのワクチン接種を随時受け付けております。

予約については、前もってご予約いただく時間予約ではなく当日の順番予約でお取りすることができます。

持ち物は

★予診票(予診票の住所と現住所が異なる場合、自治体にお問い合わせください。)

★母子手帳(必ずではありません)

初診の方は保険証、医療証を併せてご持参ください。

予診票をお忘れになると接種できません。

ワクチンを接種後は30分間、院内にて経過観察いたします。

15歳以下の方は必ず保護者の方にお付き添いいただきます。

15歳以上の方でもできればお付き添いいただいた方が何かあった際に対応ができ、また本人も安心かと思います。

多くの国では、子宮頸がん予防への意識は高く、接種完遂率が80%を超える国もありワクチンを早期に打つことでより治療効果が高まるといわれているそうです。一方、日本のHPVワクチン接種率は1.9%と低い水準にとどまっている状況です。

日本でも厚生労働省がワクチンの効果と安全性を確認し、2022年の4月から接種の積極的な呼びかけを再開しています。

副反応について不安がある方や接種を悩んでいる方などはお気軽にご相談ください。

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