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一般診療

かぜ(感冒)


かぜの一種でもありますが、以下の名前のついた病気もあります。

春の感染症

りんご病

風邪症状のあとに、ほっぺたが真っ赤になる病気です。りんご病(伝染性紅斑)

マイコプラズマ

小学生前後に多い、肺炎になりやすい病気です。マイコプラズマ

夏の感染症

RSウイルス

小さい赤ちゃんではゼイゼイがひどくなり入院することも多い気道感染症です。RSウイルス

プール熱

高熱と目が真っ赤に充血するアデノウイルス感染症の1種です。プール熱

手足口病、ヘルパンギーナ

口内炎と発疹が特徴の夏によくある感染症です。ヘルパンギーナは口内炎のみです。手足口病、ヘルパンギーナ

秋の感染症

ヒトメタニューモウイルス

乳児では重症化することもある起動感染症の1つです。ヒトメタニューモウイルス

ノロ、ロタウイルス胃腸炎

嘔吐下痢がひどくなることの多い胃腸炎の原因ウイルスです。ノロ、ロタウイルス胃腸炎

溶連菌

幼稚園~小学生がメインに発症する発熱、のどの痛み、腹痛などがある細菌感染症です。溶連菌

冬の感染症

インフルエンザ

冬に起きる代表的な気道感染症です。脳症などにも注意が必要です。インフルエンザ

おたふく風邪

難聴など合併症がこわい耳の後ろが腫れる病気です。おたふく風邪

はしか(麻疹)、風疹

ワクチンで発症が少なくなりましたが、発症するとこわい病気です。発熱、発疹、風邪症状が出る病気です。はしか、風疹

水痘(水ぼうそう)

特徴的な発疹がメインの病気です。ワクチンは定期化されましたが、まだ小流行があります。水痘

感染症ではない熱の病気

川崎病

特徴的な症状がある代表的な子どもの発熱の病気です。熱が長く続く、BCGの場所が腫れるなどあったら受診して川崎病ではないか診断してもらってください。川崎病

周期性発熱

3~8歳くらいの子どもに多い、周期的に熱がでる病気です。自己免疫疾患と考えられていますが、詳しい原因は不明です。内服で予防をしたり、熱が出たときに有効とされている薬もあります。

アレルギー性疾患

気管支喘息

喘息

アレルギー性鼻炎

経口舌下免疫療法

アレルギー性結膜炎

経口舌下免疫療法

花粉症

経口舌下免疫療法

おなかの病気

便秘症

皮膚の病気

皮膚の病気といっても色々あります。
塗り薬で治るものもあれば、内服薬が必要なもの、入院が必要なものまで様々です。

小児科では身体の症状とトータルに拝見するので、全身の病気が隠れている発疹にも気がつきやすいです。
逆に、顕微鏡はないので、水虫(白癬菌)の診断は難しいです。ニキビなどの治療も行っております。

乳児湿疹
アトピー性皮膚炎
水いぼ
とびひ

耳の病気

「中耳炎」とは、「急性中耳炎」と「滲出性中耳炎」の大きく2つにわかれます。ひとことで「中耳炎」というと急性中耳炎のことを指すことが多い傾向にあります。
急性中耳炎は熱をともない、耳を痛がるので症状がわかりやすいです。
滲出性中耳炎は、子どもから症状を訴えることがありません。ですが、長期間放置しておくと聞こえの問題になるので、見逃さないようにすることが大切です。

急性中耳炎
滲出性中耳炎